Nature Remo BLE マクロあらため機器拡張マクロが正式リリースされました

Nature で iOS/Android あと Firmware チョットデキル亀田 @Gemmbu です。

昨年末ベータテスターを募集し、皆さんと協力としながら開発を行ってきました BLE マクロあらため機器拡張マクロが正式リリースされました。

機器拡張マクロ

機器拡張マクロにより、これまで Nature Remo から操作できなかった Bluetooth® Low Energy デバイスを操作することができるようになります。これにより今まで対応していなかったデバイスを Nature Remo アプリから操作できるようになるだけでなく、 温湿度センサやホームロケーションと組み合わせることで操作の自動化もすることができるようになります。

皆様のスマートホームの可能性を広げる機器拡張マクロですが、今までの機能に比べて多少複雑になっております。この記事が少しでも皆様の助けになることを願っています。

機器拡張マクロの使用には Nature Remo アプリバージョン 31.1.1 以上である必要があります。 Nature Remo3 、 Nature Remo mini2 もしくは Nature Remo mini 2 Premium のファームウェアバージョン 1.14.6 以上である必要があります。

我が家の Bluetooth® Low Energy デバイスを Nature Remo から操作したい

Bluetooth® Low Energy デバイスが操作できるか調べる

赤外線信号にくらべ機器拡張マクロに使用している Bluetooth® Low Energy での通信は複雑です。また Bluetooth® Low Energy だからといってすべてのデバイスの操作方法が判明されているわけではありません。そのためまず操作できるかどうか調べる必要があります。昨年末に行ったベータテストでテスターの皆様のおかげもありいくつかのデバイスの操作を確認しました。例えば Bluetooth® Low Energy に対応している Philips Hue です。他にも操作できるデバイスについては次の Nature 開発者コミュニティに参加し、気軽に質問してみてください。 Nature の開発者だけでなく、コミュニティに参加されたユーザさん同士で情報交換することができます。 discord.gg

Nature 開発者コミュニティは Discord を使用しております。詳しくはこちらをご確認ください。 discord.com

Bluetooth® Low Energy デバイスを登録する

Nature 開発者コミュニティの助けもありあなたの Bluetooth® Low Energy デバイスは操作できそうということがわかりました。それでは登録しましょう。

家電の追加から Bluetooth® Low Energy デバイスを選択してください。

通常の家電の追加と同じように「新しい家電を追加する」を選択し

一番下の「Bluetooth® Low Energy デバイス」を選択してください。

画面の指示に従って設定を進めスキャン結果から対象のデバイスを選択してください。

説明を読んで「設定を始める」を選択してください(リンク先はこのページと Nature 開発者コミュニティです)

使用する Nature Remo デバイスを選択します

そうすると検索結果が表示されます

「Hue white lamp」が見つかりましたので選択してください

見分け方は対象の Bluetooth® Low Energy デバイスによって異なります。今回使用する Philips Hue は「Hue white lamp」とわかりやすく見分けることができましたが、常にそうとは限りません。うまく自分で見分けられない場合は是非 Nature 開発者コミュニティで質問してみてください

画面の指示に従って名前とアイコンを決め登録してください

他の家電と同じで好きな名前、アイコンを決め「次へ」を選択してください

ペアリング!!

対象の Bluetooth® Low Energy デバイスによってはペアリングが必要になります。今回使用する Philips Hueはペアリングを行わないと操作できません。ペアリングってなんなのかは一旦忘れて、動かすためのおまじないだと思ってください。ペアリングが必要かどうかも是非 Nature 開発者コミュニティで質問してみてください

画面の説明にかかれているようにペアリングが必要かどうか、どうやってペアリングするのかはそれぞれ違います

「Hue」アプリに切り替え、画面右下の「設定」を選択してください

「スマートインテグレーション」から「音声アシスタント」を選択してください

Amazon Alexa」を選択してください。(Amazon Alexaを持ってなくても大丈夫です。ペアリングをするためのおまじないだと思って騙されたと思ってやってみてください)

「検出可能にする」を選択してください。これで準備ができましたので Nature Remo アプリに切り替えてください

「ペアリング」を選択してください

ペアリングが完了すると自動的に画面が戻り「Hueライト」が無事登録されました。おめでとう!!

ボタンの登録

無事「Hueライト」が登録されたのですが、次に操作を登録します。ちなみにこのボタンが機器拡張マクロでここからが本番ですが、もうちょっとです。

「Hueライト」を選択してください

右上の「+」を選択してください

名前やアイコンを決めてください

「PUBLIC GITHUB URL」を入力するのですが、ここが機器拡張マクロをつかう上で一番重要な部分です。今まで Nature 開発者コミュニティで調べた情報にこのPUBLIC GITHUB URLに入力すべきURLもあるはずです。例えばPhilips Hueでは https://github.com/tomoyuki-nakabayashi/blemacro_examples/tree/main/hueにいくつか例があります。今回は点滅するhttps://github.com/tomoyuki-nakabayashi/blemacro_examples/blob/main/hue/blink.xmlを使用します。

「PUBLIC GITHUB URL」にhttps://github.com/tomoyuki-nakabayashi/blemacro_examples/blob/main/hue/blink.xml入れて「動作のテスト」を選択してください

動いた!!

動くことを確認したので「保存」を選択するとボタンが追加されます

これで我が家の Bluetooth® Low Energy デバイスを Nature Remo から操作できるようになりました。途中でつまずいた場合は Nature 開発者コミュニティで質問してみてください。

我が家の Bluetooth® Low Energy 機器を Nature Remo から操作できるようにしたい

ありがとうございます!!あなたの好奇心?が機器拡張マクロの発展にかかっています。スマートホームの可能性を広げる機器拡張マクロですがまだまだ検証されたデバイスが十分ではありません。是非Nature 開発者コミュニティで他の皆様と盛り上げていきましょう。

そのために必要なのは以下の2つの記事にかかれています

engineering.nature.global

engineering.nature.global

この2つの記事を読むことで機器拡張マクロを作ることができます。動かすことができたら是非Nature 開発者コミュニティで共有してもらえると助かります。皆様と盛り上げていくことを楽しみにしています。