エキスパートたちのGo言語にNature Remoによる家電の操作を掲載して頂きました

ソフトウェアエンジニアの北原です。電子版は昨年、紙では今年の初めに技術評論社様から出版されたエキスパートたちのGo言語に、tenntenn1 さんよりNature Remoによる家電の操作という章を書いて頂きましたので、それのご紹介をします。

gihyo.jp

(実はこの本が面白そうだなと思い、Nature Library2 という制度を通して読んでいたところたまたま Nature Remo にまつわる章があったのを発見しました。さらにいうとCustom Terraform Providerによるプロビジョニングの自動化という章でも一言触れて頂いてました。)

Nature Remoによる家電の操作という章では、Nature で公開している API3 を tenntenn さんがメンテナンスしている Go のクライアント4を通してデバイスのセンサー情報の取得や、家電の簡単な操作からLINE Bot, Dialogflow, App Engine を用いて対話式の家電の操作の予約システムの作り方について解説して頂いています。

章でも触れられている通り現在Nature Remoのアプリでは曜日・時間を指定して自動化するという機能を提供していますが、特定の日時は指定できません。 そこをLINEアプリから操作するというものになっています。非常にシンプルながら、色々なポイントがあり面白いので是非読んでみてください。

この章のように、この本はGo言語の仕様・基礎を解説するというものではなく(序章にプロダクト開発の前に習得しておきたい6機能というものがあり、そこで軽くは触れられていますがこちらも様々な標準・準標準パッケージの解説です)、各章の著者が自身のライブラリ等をもとにGoにまつわる設計だったりチップスを解説するという少し変わったものになっています。

自分の感想としてはOSSのコードを読んでいる時にそのオーナの指針などがわかったりすることが好きなので、そのような感覚で面白く読まさせて頂きました。著者の皆様ありがとうございました。 全ての章がいきなり明日から実戦で使う、というものではないかもしれませんが頭に入れておくといつか使うものになると思います。(自分の推しの章は goccy5 さんによる cgoでGoからC言語のライブラリを使う、です。)

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